授業科目概要
歯科ホワイトニングに関する専門的知識・技術について解説し,ホワイトニング関連の文献抄読を通してそのエビデンスにも触れる.
学習目標(一般目標)
歯科衛生士として歯のホワイトニングを主体的に実施していくための専門的知識・技術を習得し,歯科ホワイトニングを科学的に考察できる能力を養う.
学習目標(到達目標)
1.歯の変色の原因を分類,説明できる.
2.歯科ホワイトニングに用いる薬剤の種類と作用について説明できる.
3.歯の漂白のメカニズムを説明できる.
4.歯科ホワイトニング法の分類,臨床術式,副作用とその対処法について説明できる.
5.ホワイトニング剤が歯質に及ぼす影響について説明できる.
6.漂白効果の評価方法について説明できる.
7.ホワイトニングにおける歯科衛生士の役割を説明できる.
成績評価方法
①プレゼンテーションの内容 60%
②課題の期限内提出および完成 20%
③課題・実習への取り組み 20%
 
成績評価基準
①プレゼンテーション
 重要なキーワード等を使用し,論理的にまとめられているかを評価する.
 個々に対応した内容でエビデンスに基づいてまとめられているかを評価する.
 プレゼンテーションの構成が適切かを評価する.
②課題提出
 設けられた期限内にプレゼンテーションを提出する.
 決められた講義時間内に症例資料作製等を完成させる.
 期限に遅れた場合は減点する.(1日1点,最大10点減点)
③課題・実習への取り組み 
 以下の場合はそれぞれ1点ずつの減点とする 
 ・実習前準備をしない
 ・実習の後片付けをしない
 ・実習に参加しない
 ・共同作業に参加しない
試験・課題のフィードバック
プレゼンテーション提出後,個々にフィードバックを行う.
学修成果 (評価の目安)
◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)
 ①歯科ホワイトニングに用いる薬剤の種類と作用について患者に説明できる.【知識・理解】
 ②歯の漂白のメカニズムを説明できる.【技能】
 ③歯科ホワイトニング法の分類,臨床術式,副作用とその対処法について患者に説明できる.【技能】
 ④漂白効果の評価ができる.【技能】
◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
 ①歯科ホワイトニングに用いる薬剤の種類と作用についてわかる.【知識・理解】
 ②歯の漂白のメカニズムがわかる.【知識・理解】
 ③歯科ホワイトニング法の分類、臨床術式、副作用とその対処法について説明できる.【技能】
 ③相互実習により歯科ホワイトニングができる.【技能】
 ④漂白効果の評価がわかる.【知識・理解】
 
達成度の評価
| ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | |||||
| 2 | 10 | 10 | |||
| 3 | 20 | 10 | 30 | ||
| 4 | 20 | 10 | 30 | ||
| 5 | 30 | 30 | |||
| 6 | |||||
| 合計 | 80 | 20 | 100 | 
指定教科書
・歯科衛生士ベーシックスタンダード「ホワイトニング」:金子 潤、北原信也、宮崎真至編著(医歯薬出版)
参考図書等
・コーディネーターのためのホワイトニングマニュアル:日本歯科審美学会監修(財団法人 口腔保健協会)
・歯科衛生士のためのホワイトニング(新版):近藤隆一、加藤久子著(医歯薬出版)
留意事項
与えられた課題に対して積極的に取り組むこと.