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授業科目概要

ラボのマネージメントを行う上で必要な、品質管理、トレーサビリティ(製造・流通管理)、人事、マーケティング、コスト管理などを総合的に身につけるとともに、医療人としての役割、感染対策について考える。歯科技工器機の取扱、メンテナンスに必要な器機の原理,構造,使用方法,安全対策を理解する。
また、歯科技工所の社会的役割とクライアントとの関係性を学ぶため、歯科技工所の営業業務に帯同する実習を行う。


学習目標(一般目標)

・ラボのマネージメントについて理解する
・品質管理活動について理解する
・トレーサビリティの必要性について理解する
・問題解決能力を身につける
・医療人としての役割を理解する
・歯科技工における感染対策を理解する
・技工器機の原理、構造、種類と使用方法を説明する
・技工器機のメンテナンスと安全対策を実行する
・歯科技工所の社会的役割とクライアントとの関係性を学ぶ


学習目標(到達目標)

・品質管理活動について説明できる
・情報管理や統計手法を活用できる
・問題の発見と問題解決方法について説明できる
・検査手法とデータベースの取り扱いができる
・TQC活動について説明できる
・製造物責任法(PL法)について説明できる
・ラボのマネージメントについて説明できる
・製造・工程管理、検査、マーケティング計画、品質保証をそれぞれ説明できる
・歯科技工におけるトレーサビリティを説明できる
・医療人としての役割を説明できる
・歯科技工における感染対策を説明できる
・技工作業に使用する機械・器械・器具が正確に使用できる
・日常のメンテナンスや簡便な修理ができる


成績評価方法

3回のレポート課題をそれぞれ30%として合計90%で評価する。受講態度(10%)で評価する。


成績評価基準

レポートは、必要なキーワードの有無、自己の考察の有無、内容で評価する。
それぞれのレポートの評価が60%以上で合格とする。


学修成果 (評価の目安)

◎理想的な達成レベル
 ①自らラボのマネージメントについて考えて説明できる
 ②製造・工程管理、検査、マーケティング計画、品質保証をそれぞれ説明できる
 ③工程表をチェックできる
○標準的な達成レベル
 ①品質管理において重要な用語や内容を説明できる
 ②歯科技工の管理と運営について説明できる
〇歯科技工所の営業業務について説明できる。
 

達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
451055
4545
合計9010100


指定教科書

品質管理の基本(日本経済新聞社)内田治著


参考図書等

やさしいプラスチック成形品の品質管理(三光出版社)秋山昭八・深沢勇共著
品質管理のための統計的方法入門(日科技連)鐵健司著
Excelでできる統計的品質管理(SQC)入門(同友館)上田太一郎・近藤宏著
品質管理のための統計手法(日本経済新聞社)永田靖著
統計的品質管理入門(同友館)上田太一郎監修、近藤宏編著

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