31歯科保健教育活動

授業科目概要

各ライフステージにおける一般的特徴と口腔の特徴、歯科衛生介入について学ぶ。また、
歯科衛生過程に基づく集団を対象とした歯科保健教育を行う場の特徴を理解するとともに、対象別の歯科保健教育計画を立案し実施できるようにする。
歯科医院や附属歯科診療所等における勤務経験を通して、実践的な歯科保健教育活動に必要な講義・実習をする。(高橋、計良）

学習目標（一般目標）

集団を対象とした歯科保健教育ができるようになるための基礎知識･技術を整理し、その場を理解して、計画立案に基づき実施する。

学習目標（到達目標）

1．ライフステージに応じた一般的特徴、口腔の特徴、歯科衛生介入について理解する。
2．歯科衛生過程に基づく歯科保健教育の実際を理解する。
3．対象集団別の指導計画をたてられる。
4．対象年齢に応じた歯科保健教育ができる。
5．対象年齢に応じた保健指導媒体を作成できる。

成績評価方法

以下のものによる総合判定とする。

①定期試験 90％ 
②課題　10％
　

成績評価基準

①定期試験
　講義内容の範囲より、選択問題・筆記問題とする。
　なお、筆記問題は、重要なキーワードを使い、論理的に簡潔にまとめているかをみる。
②課題
　レッスンプランシート　　
　期日までに提出がない場合1日遅れるごとに1点減点とする 
　内容に不備のあるものは再提出とする

①②の合計が60点に満たないものは再試験および課題を実施する

試験・課題のフィードバック

筆記試験
　問題用紙は回収しない
　解答は教室に掲示する

学修成果 (評価の目安)

◎理想的な達成レベル（秀・優レベル）
　①健康日本21（第2次）の歯科保健目標および8020推進につながる生涯歯科保健を理解している。【知識・理解】
　②歯科衛生過程に基づいて歯科保健教育ができる。【知識・理解】
　
◎標準的な達成レベル（良・可レベル）
　①歯科保健教育の場の特徴を理解できる。【知識・理解】
　②対象年齢に合わせたテーマを選び、歯科保健教育ができる【知識・理解】
　③対象年齢に適した媒体を作成できる。【知識・理解】

達成度の評価

指定教科書

・最新歯科衛生士教本　歯科予防処置論・歯科保健指導論（医歯薬出版）
・基礎実習帳（明倫短期大学）

参考図書等

・保健生態学（医歯薬出版）
・教材資料

留意事項

・国家試験科目