登録オプション
授業科目概要
個々の歯の形態および特徴を観察し造形を行う。
本講義は歯科技工の実務経験に基づいて行う。
学習目標(一般目標)
歯の基本的構造と各歯種の形態的特徴について理解し、臨床において必要となる解剖学的知識を修得する。
学習目標(到達目標)
1.歯の形態を5方向から観察して展開図としてスケッチできる。
2.石膏棒を用いて歯を立体的に造形できる。
3.講義で学習した各歯の解剖学的名称および特徴から、歯種の鑑別ができる。
成績評価方法
1.定期試験(60%):歯型彫刻、展開図、各部の名称
2.提出課題(40%):冬季休暇中に課す課題
1-2の合計点を成績とする。
※但し、授業で行った課題と夏季・冬季休暇中に課す課題が、期限内に提出されていない場合は、1-2の合計点から10%減点する。
成績評価基準
評価:可(60~69点)
・隅角徴、彎曲徴が表現できる。
評価:良(70~79点)
・隅角徴、彎曲徴が表現されている。
・唇頬舌径と近遠心径のバランスが取れた。
・歯軸方向が適切に表現できた。
評価:優(80~89点)
・隅角徴、彎曲徴が表現されている。
・唇頬舌径と近遠心径のバランスが取た。
・歯軸方向が適切に表現できた。
・咬頭の面積のバランスが取れた。
・30分以内に彫刻できた。
評価:秀(90~100点)
・隅角徴、彎曲徴が表現されている。
・唇頬舌径と近遠心径のバランスが取た。
・歯軸方向が適切に表現できた。
・咬頭の面積のバランスが取れた。
・30分以内に彫刻できた。
・彫刻面が滑沢である。
試験・課題のフィードバック
試験
①歯型彫刻はコメントをつけて、返却します。
②再試験を実施する場合、必要に応じて補講時間を設けます。
課題
①返却の際は添削またはコメントをつけます。
②歯型彫刻は必要に応じて再提出してもらいます。
学修成果 (評価の目安)
評価:可
・隅角徴、彎曲徴が表現できた。【知識・理解】【技能】
評価:良
・隅角徴、彎曲徴が表現された。【知識・理解】【技能】
・唇頬舌径と近遠心径のバランスが取れた。【知識・理解】【技能】
・歯冠部の歯軸方向が適切に表現できた。【知識・理解】【技能】
評価:優
・隅角徴、彎曲徴が表現された。【知識・理解】【技能】
・唇頬舌径と近遠心径のバランスが取れた。【知識・理解】【技能】
・歯軸方向が適切に表現できた。【知識・理解】【技能】
・歯冠部の咬頭の面積のバランスが取れた。【知識・理解】【技能】
評価:秀
・隅角徴、彎曲徴が表現された。【知識・理解】【技能】
・唇頬舌径と近遠心径のバランスが取れた。【知識・理解】【技能】
・歯冠部の歯軸方向が適切に表現できた。【知識・理解】【技能】
・咬頭の面積のバランスが取れた。【知識・理解】【技能】
・30分以内に彫刻できた。 【技能】【態度】【関心・意欲】
・彫刻面が滑沢にできた。 【技能】【態度】【関心・意欲】
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | |||||
2 | |||||
3 | 60 | 20 | 80 | ||
4 | 10 | 10 | 20 | ||
5 | |||||
6 | |||||
合計 | 60 | 30 | 10 | 100 |
指定教科書
最新歯科技工士教本 口腔・顎顔面解剖学 (医歯薬出版)
参考図書等
留意事項
・本科目は歯科技工士国家試験科目のひとつである。
※全ての提出物を提出しなければ、定期試験の受験資格を与えない。
実習中の順守事項
1)服装
・上下実習着、内履きは指定されたものを着用すること。
・指輪などの装飾品の着用、マニキュア、長い爪などは厳禁とする。
2)実習態度
・実習室では私語、雑談を慎むこと。
・休憩時間以外、実習中の教室からの出入りは禁止する。ただし、止むを得ない場合は指導教員の許可を受けること。
・実習は各自、所定の場所で行い、みだりに席を立たないこと。
3)器具、器材
・常備されている器具、器材および貸与された模型などは大切に扱い、常に整備しておくこと。破損や紛失が生じた場合、直ちに指導教教員に申し出て、必要に応じて修理、補充をすること。