授業科目概要
・歯冠修復治療、有床義歯治療および歯科技工の実際と歯科技工士の業務、役割を学ぶ
・本学附属歯科診療所の症例を通し、歯科技工臨床実習で修得した学習成果に基づき、より高度な各種装置を製作することで臨床応用力を修得する
本実習は、本校附属歯科診療所における歯科治療の実務経験(田中)および歯科臨床技工の実務経験(飛田、竹部、佐藤)に基づいて行う。
また、古俣非常勤講師、鶴巻非常勤講師は自身の歯科技工所における歯科技工実務経験を通して実習指導にあたる。
学習目標(一般目標)
・臨床に対応できるスピード、技術、判断力や応用力を身につける
・器材の品質管理、節約、整理整頓と自己管理を行う
・歯科技工に関する見識を深める
学習目標(到達目標)
・歯科技工に必要な臨床応用技術を身につけることができる
・患者さん、歯科医師、歯科衛生士と豊かなコミュニケーションを図ることにより、患者満足度の高い歯科技工装置を製作できる
成績評価方法
・技工装置の完成度およびスピード(80%)
・実習への積極性(20%)
両者を合わせて100点中60点を合格とする。
成績評価基準
・技工装置の完成度(40%)
独力で模型の損傷がなく良好に仕上げられた(80点~)
模型の損傷がなく仕上げられたが教員の修正が入った(70~79点)
模型の損傷がなく良好な仕上げだが大部分を教員に修正された(60~69点)
・製作のスピード(40%)
納品前日以前に完成した(90点~)
納品前日の17時までに完成した(80~89点)
納品前日の17時以降に完成した(70~79点)
納品当日に完成した(60~65点)
・実習への態度(20%)
A(とてもよい):20点
B(よい):15点
C(あまりよくない):10点
D(よくない):0点
試験・課題のフィードバック
歯科技工装置製作記録内のコメント欄を通して教員の評価をフィードバックする。
学修成果 (評価の目安)
秀・優:自分で作業工程を計画し無駄のない歯科技工操作を自力でできる
良:わからない点は積極的に質問しながら歯科技工操作を行うことができる
可:教員の手を借りながら歯科技工操作を完了した
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 20 | 10 | 30 | ||
2 | 40 | 40 | |||
3 | 30 | 30 | |||
合計 | 90 | 10 | 100 |
指定教科書
特になし。
参考図書等
新歯科技工士教本歯科技工実習(医歯薬出版)
配付資料
留意事項
歯科技工臨床実習で修得した知識技術を元にさらに高度な歯科技工装置を製作します。時間管理を中心にスピードを意識して取り組むようにしてください。