授業科目概要
社会連帯性を基盤とするなかで、人と人との関わり(社会倫理)や、医療における患者との関係性(医療倫理)について学ぶことにより、歯科技工士が単なる物づくり職人とは異なる高度医療技術者であることを理解する。
本講義は、歯科臨床技工の実務経験(飛田)と望月非常勤講師が従事する寺院で実践する善行事業に基づいき行う。
学習目標(一般目標)
歯科医療従事者として患者さんの苦しみ、痛みを受け止め、進んで臨床実習に臨む姿勢を養う。
学習目標(到達目標)
・ひとりの社会人として命の尊さを理解できる。
・ボランティア活動を通じてコミュニケーショントレーニングを積み、奉仕精
神を体得できる。
成績評価方法
ボランティア活動報告書(60%)
プレゼンテーション(40%)
成績評価基準
ボランティア活動報告書(60%)
・ボランティア活動の趣旨が明確に表記されている
・ボランティア活動に参加した感想が表記されている
・指定文字数に従っている
・講義内容をきちんとまとめている
プレゼンテーション(40%)
・ボランティア活動を分かりやすく説明できる
・医療人としての考察ができている
・はきはきとした態度で説明できる
上記の2点について合計点が60点以上を合格とする。
試験・課題のフィードバック
ボランティア活動報告書
・コメントを付けて返却します
プレゼンテーション
・ディスカッションを通してコメントします
学修成果 (評価の目安)
◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)
① 歯科医療従事者として患者さんの苦しみ、痛みを受け止め、進んで臨床
実習に臨むことができる【技能】【思考・判断・表現】
②人が嫌がることでも率先して行動できる【思考・判断・表現】【態度】
◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
① ひとりの社会人として命の尊さを理解できる【関心・意欲】【態度】
② 地域ボランティア、医療ボランティアを通して奉仕精神を実践できる
【関心・意欲】【態度】
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 30 | 20 | 50 | ||
2 | 15 | 10 | 25 | ||
3 | 15 | 10 | 25 | ||
合計 | 60 | 40 | 100 |
指定教科書
特になし。
参考図書等
講師配付資料
留意事項
・医療に携わる技術者としてものづくりだけではない、思いやりのある歯科技工士を目指すための内容ですから真剣に学んでください。
・実践する善行事業は、宝泉寺(新潟市北区松浜)にて行います。
- 教師: 飛田 滋