授業科目概要

不正咬合の形態や機能について改善する矯正装置について実習する。
本講義は、当校附属歯科診療所における歯科治療の実務経験に基づいて行う。


学習目標(一般目標)

・矯正装置の目的・特徴を理解する。
・各装置に使用する材料および製作方法について理解する。


学習目標(到達目標)

・各装置の種類と目的を理解できる。
・講義で習得した知識を生かして、装置の製作に模ることができる。
・矯正装置の製作に用いられる器具の名称と使い方を理解できる。

成績評価方法

【評価項目】
以下のものによる総合判定とする
① 実習課題の評価


成績評価基準

課題毎の評価項目と基準
  課題1.ワイヤーベンデイング
   1)手 指のベンディング、2)プライヤーのベンディング
  課題2.自在鑞付け
  課題3.リンガルアーチ
   1)維持部の鑞付け、2)脚部の屈曲、3)主線の屈曲、4)脚部と主線の鑞付け
  課題4.床装置
   1)唇側線の適合、2)単純鉤の適合、3)アダムスクラスプの適合、4)レジン床の厚さと形態、研磨


試験・課題のフィードバック

○提出課題(技工装置など)
・採点、検印表の添削後、返却をします


学修成果 (評価の目安)

【評価方法】
製作課題の評価
  秀 :90点以上 【技能・知識・判断・表現・意欲】
  優 :89~80点 【技能・知識・判断・表現】
  良 :79~70点 【技能・理解・表現】
  可 :69~60点 【技能・理解】
  不可 :59点以下 提出遅延で減点対象である場合。
  評価対象外 0点 未提出


達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
5050
5050
合計100100


指定教科書

最新歯科技工士教本 矯正歯科技工学(医歯薬出版)
最新歯科技工士教本 小児歯科技工学(医歯薬出版)
矯正歯科技工学実習書(明倫短期大学)


参考図書等

講座歯科技工アトラス4・10巻舌側弧線の製作法(医歯薬出版)
歯科技工士のための実践矯正装置製作法(クインテッセンス出版)


留意事項

・実習説明とデモンストレーションを行いますが、わからないことがあったらそのままにしないで、実習中に必ず質問をして下さい。
・配付資料は必ずファイリングしてください。