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授業科目概要
高齢者、要介護者の全身状態、口腔内の状態、および歯の喪失状況等について、口腔内の状況を学習する。本講義は、当校附属歯科診療所における高齢者の歯科補綴治療の実務経験に基づいて行う。(田中)
自立生活を支援するために必要な歯科領域の介護や、摂食嚥下機能とリハビリテーションについて、講義、自主学習を通じて理解を深め、相互実習で実際に体験する。本講義と実習は、本学附属歯科診療所と訪問歯科診療における口腔管理の実務経験に基づいて行う。(江川)
他学科と一部共修となる。
学習目標(一般目標)
高齢者、要介護者の全身状態や寝たきりとなる原因について学習をする。また、要介護者の口腔内状態と歯の欠損の実態を知り嚥下機能とリハビリテーションについて理解をする。
高齢者の口腔管理に関連する知識を得るとともに実際の口腔管理に関する技術体験をする。
学習目標(到達目標)
1. 高齢者、要介護者の全身状態、口腔内の状態、および歯の喪失状況と義歯の管理法について理解する。
2. 高齢者の口腔管理に関連する知識を得るとともに歯科介護に関する知識を相互実習により、口内環境の整備や義歯の取扱などの歯科介護の実技を身につける。
成績評価方法
1.田中教員の評価;授業受講態度と小テストで総合的に評価する。
2.江川教員の評価;授業受講態度と実習参加姿勢を総合的に100点満点で評価する。
1.2の平均値が60%以上で合格とする。
成績評価基準
田中教員の評価基準
授業受講態度は、遅刻、無断欠席、いねむり、私語の場合に減点する。
江川教員の評価基準
講義・実習態度を総合的に評価するが、実習では、二人一組で介護者役と要介護者役で実習を行い、相手に対する基本的態度と実習に取り組む意欲を評価する。
試験・課題のフィードバック
講義・実習中と終了後に質問を受け付け、解説を加える。
学修成果 (評価の目安)
1.授業で扱う項目に対して深く考え、課題を見つけることができる(関心・意欲、態度)
2. 教員のデモンストレーションをよく観察し、相互実習の中で正しく実行できる(思考・判断・表現、技能)
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 30 | 30 | |||
2 | 15 | 15 | |||
3 | 10 | 10 | |||
4 | 15 | 15 | 15 | 45 | |
合計 | 15 | 15 | 70 | 100 |
指定教科書
配付資料、閲覧資料
参考図書等
はじめて学ぶ歯科衛生士のための歯科介護第3版(医歯薬出版)
留意事項
グループやクラス内での活発な意見交換を重視する。
相互実習では、歯ブラシ1本、紙コップ2個、グローブ1組、はさみ、ハンドタオルを各自用意する。