授業科目概要

これまでに学んだ基礎知識や技術を統括し、総合的な歯科技工実習を行うことで歯科技工スキルのさらなるレベルアップを図る。

学外の勤務経験・附属歯科診療所における診療または歯科技工を通して、実践的な歯科技工について講義・実習をする。(田中、五十嵐、伊藤、木下)

学習目標(一般目標)

歯科技工士国家試験の実地試験および実技評価試験に対応するために、技術とスピードを修得する。

学習目標(到達目標)

1.解剖学的特徴を備えた歯の外形描記・歯型彫刻を行える
2.外形線に一致した平面屈曲ができる
3.平面屈曲を確実に行うことができる

成績評価方法

【成績評価方法】
 全課題の平均点を実習課題評価点とする。(100%)
 60点に満たない場合は、60点未満の課題のみ再試験を行う。
  [スケッチ(展開図)]
   ・歯の三徴候(40%)
   ・各歯の特徴(40%)
   ・描記線の滑らかさ(20%)
  [歯型彫刻]
   ・歯の三徴候(40%)
   ・各歯の特徴(30%)
   ・表面仕上げ(30%)
  [平面屈曲]
   ・外形図に対する適合(50%)
   ・平面に対する適合(50%)

成績評価基準

【評価基準】
  [スケッチ]
   ・歯の三大徴候
    A(40点):①弯曲徴が表現されている
          ②隅角徴が表現されている
          ③歯根徴が表現されている
    B(30点):Aの基準で1項目が不良である
    C(20点):Aの基準で2項目以上が不良である
   ・各歯の特徴
    A(40点):各歯種の特徴を表現している
    B(30点):同じ群の歯の鑑別に乏しい
   ・描記線の滑らかさ
    A(20点):線が滑らかで単線である
    B(10点):線が乱れている
 [歯型彫刻]
   ・歯の三大徴候
    A(40点):①弯曲徴が表現されている
          ②隅角徴が表現されている
          ③歯根徴が表現されている
    B(30点):Aの基準で1項目が不良である
    C(20点):Aの基準で2項目以上が不良である
   ・各歯の特徴
    A(30点):各歯種の特徴を表現している
    B(15点):同じ群の歯の鑑別に乏しい
   ・表面仕上げ
    A(30点):軸面、咬合面共に傷がない
    B(15点):形成器の痕が残り表面が粗造である 
 [平面屈曲]
   ・外形図での適合
    A(50点):チェックポイント10箇所の適合が良好 
    B(30点):Aの基準で4箇所が不良である
    C(25点):Aの基準で5箇所以上が不良である
   ・平面での適合        
    A(50点):チエックポイント10箇所の適合が良好 
    B(30点):Aの基準で4箇所が不良である
    C(25点):Aの基準で5箇所以上が不良である 
 

試験・課題のフィードバック

○提出課題
・採点後に返却します。
・返却の際は添削またはコメントを付けて返却します。

学修成果 (評価の目安)

1.歯の外形描記・歯型彫刻
  秀、優:① 歯の鑑別ができる
       【知識・理解】
       ② ミュールライターの三大徴候が表現できる
       【知識・理解】【思考・判断・表現】【技能】
       ③ 解剖学的形態が表現できる
       【知識・理解】【思考・判断・表現】【技能】
       ④描記線または 表面仕上げが滑らかである
       【知識・理解】【思考・判断・表現】【技能】
  良、可:① 歯の鑑別ができる
       【知識・理解】
      ② ミュールライターの三大徴候が表現できる
       【知識・理解】【思考・判断・表現】【技能】
2.平面屈曲
  秀、優:①外形図のチェックポイント(10箇所)に対して8箇所以上が合っている
       【知識・理解】【思考・判断・表現】【技能】
  良、可:①外形図のチェックポイントに対して6箇所以上が合っている
       【知識・理解】【思考・判断・表現】【技能】

達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
6060
4040
合計100100

指定教科書

新歯科技工士教本 歯冠修復技工学、新歯科技工士教本 有床義歯技工学(医師薬出版)

参考図書等

デジタル教材:歯冠修復技工学実習書、有床義歯技工学実習書(明倫短期大学)

留意事項

国家試験または実技評価試験における実地課題である。そのため、自主的に反復練習を行い技術とスピードを身につけること。