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授業科目概要
・顎口腔機能のメカニズムをより深く学ぶ
・補綴装置に付与する咬合様式について学ぶ 
本講義は、本学附属歯科診療所の歯科臨床技工の実務経験(飛田)に基づいて行う。
学習目標(一般目標)
顎口腔領域の生理学的機能(咬合、摂食・嚥下、発音)をより深く学び、歯科補綴治療に重要な下顎位を診査するゴシックアーチの役割と製作方法を理解する
学習目標(到達目標)
・顎口腔機能(下顎運動,咬合、咀嚼運動)を理解できる
・ゴシックアーチトレーサーの製作方法を印象採得から口腔内装着まで説明
 できる
・体験し、学んだことをプレゼンテーションし、意見交換ができる
成績評価方法
ゴシックアーチトレーサー完成度(50%)
ゴシックアーチ描記操作(10%)
プレゼンテーション(30%)
受講態度(10%)
以上、合計点が100点中60点以上を合格とする。
成績評価基準
 ・製作課題(ゴシックアーチトレーサー)
   各ステップの達成度を評価する
    ①印象採得はできたか
    ②作業用模型は平行にできたか
    ③咬合器装着は正確にできたか
    ④設計、前処置は正しくできたか
    ⑤描記板は正しく設置できたか
    ⑥描記針は正確に設置できたか
 ・描記操作
    ①側方限界運動と前方運動を描記できたか
    ②アペックスは採得できたか
 ・プレゼンテーション
    ①ゴシックアーチトレーサーの目的を理解できたか
    ②ゴシックアーチトレーサーの製作上の注意点を説明できたか
    ③ゴシックアーチトレーサーを装着した立場の感想を説明できたか
 ・受講態度
  (加点項目)
    ①指名による解答
    ②積極的質問
    ③課題の提出期限を守る
    ④自分の考えを整理して発表できる
  (減点項目)
    ①居眠り
    ②私語
    ③課題の提出期限を守らない
試験・課題のフィードバック
課題
 ・採点後、コメントを付けて返却します
プレゼンテーション
 ・ディスカッションを通して、添削します
学修成果 (評価の目安)
① 顎口腔領域の生理学的機能を理解できる(知識・理解)
② ゴシックアーチトレーサーの取り扱いについて理解できる(知識・理解)
③ ゴシックアーチトレーサーの製作方法を印象採得から口腔内装着まで操作
 できる(技能)
④ 経験し、学んだことをプレゼンテーションし、意見交換できる(思考・判
 断・表現)
達成度の評価
| ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 10 | 10 | |||
| 2 | 30 | 50 | 80 | ||
| 3 | 10 | 10 | |||
| 合計 | 30 | 60 | 10 | 100 | 
指定教科書
各教員の配布資料
留意事項
不明な点があれば必ず質問するか、参考図書で解決すること
- 教師: 飛田 滋