授業科目概要

研究とは何かについて学び、歯科衛生士に関連のある論文を読む。これによって、論理的思考力を養う。
大学歯学部や各種学会における実務経験を通して、実践的な講義・指導をする。(宮﨑・計良)


学習目標(一般目標)

科学論文の読み方と研究の手法を学び、歯科衛生士として将来必要となる科学的思考力を養う。


学習目標(到達目標)

1.研究の目的・意義、手法について理解する。
2.科学論文の構成を理解する。
3.テーマを考えて手法について理解すると。
4.データを読み取り、結果を考察することができる。

成績評価方法

以下により総合評価する。
1.論文抄読 50%
2.ケーススタディ 50%


成績評価基準

1.論文抄読(50点)
・発表内容・発表態度:25点
・傾聴態度・質疑内容:25点
  上記項目について3段階評価を行う
2.ケーススタディ(50点)
・緒言、対象および方法、結果、考察、結論について、適切にまとめられているかについて3段階評価を行う。
・各項目において、指定された提出期限に遅れた場合は1日1点を減点する。(最大10点)


試験・課題のフィードバック

1.論文抄読:担当教員による指導を行う
2.ケーススタディ:担当教員による指導・助言を行う。


学修成果 (評価の目安)

◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)

 ①研究結果に対する考察ができる。【思考・判断・表現】
 ②論文の構成を理解できる。【知識・理解】
 ③研究成果を適格にプレゼンテーションできる。【思考・判断・表現】

◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
 ①テーマにあわせた研究計画を読み取ることができる。【関心・意欲】
 ②指定された課題を、期限内に提出できる。【知識・理解】
 

達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
1010
1010
1010
304070
合計4060100


指定教科書

なし


参考図書等

・歯科衛生研究の進め方・論文の書き方(医歯薬出版)
・バイオサイエンスの統計学(南江堂)
・図解雑学 統計解析(ナツメ社)


留意事項

・卒業後、科学的思考に基づき業務を遂行し、常に研究心をもって生涯学習に取組む姿勢を養う。