授業科目概要

歯科衛生士の業務である各診療科目における歯科診療補助、歯科保健指導、歯科介護、訪問歯科衛生指導、居宅療養管理指導が出来る能力を身につける。
注)授業計画の回数欄は、実習内容別に分類した数字を示す。

本講義は、本学附属歯科診療所、訪問歯科診療、介護保険施設における歯科治療の実務経験(宮崎、小菅、木暮、田中)および歯科衛生士業務の実務経験(江川、平澤、渡邉、天池、計良、高橋)に基づいて行う。


学習目標(一般目標)

臨地・臨床の場において、歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導、歯科介護が実践できるようになる。

学習目標(到達目標)

1.歯科予防処置ができる。
(歯科予防処置用器材の準備と消毒・滅菌法、口腔内不潔度検査、歯口清掃指導、フッ化物歯面塗布法、フッ素洗口法、フッ化ジアンミン銀塗布法、小窩裂溝填塞法、歯石除去法、歯面研磨法、貼薬法、シャープニング、歯科疾患・口腔清掃に関する統計処理).

2.障害者歯科治療時の診療補助ができる。

3.放射線治療患者の歯科治療時の診療補助ができる。

4.要介護者・障害者宅における歯科治療時の診療補助ができる。

5.年代、状況に応じた歯科保健指導ができる。
(乳幼児、児童、生徒、学生、青年、成人、老人、妊産婦、矯正治療患者・補綴装置装着患者・歯周治療患者)

6.地域歯科保健・学校歯科保健・産業歯科保健現場において集団を対象とした歯科保健教育ができる。
(保健所・地域保健福祉センター、保育所、小学校、中学校、事業所、老人施設における口腔保健教育)

7.介護保険施設入所者に対して歯科介護ができる。
(アセスメント調査、歯科介護計画作成、口腔環境の整備の介護、摂食嚥下機能の介護、構音・表情・感覚・分泌機能の介護、歯科介護のモニタリング、歯科介護実施時に必要な身体介護の基礎技術、福祉職の理解)

8.訪問歯科衛生指導・居宅療養管理指導ができる。

9. 障害者施設の見学

【教員担当時間】
小菅(72)、木暮(144)、宮崎(72)、江川(80)、平澤(80)、渡邉(80)、天池(80)、計良(80)、高橋(152)


成績評価方法

① 3年次前期3ローテーションで評価する。
② それぞれのローテーションの評価の平均点で評価し、最終成績とする。
③ 上記の最終成績が60点未満となった場合は不合格となる。


成績評価基準

評価の内訳
 詳細は実習帳に記載しているのでよく読んでおくこと
 ・日本歯科大学新潟病院  100点
 ・新潟大学医歯学総合病院  50点
 ・個人歯科診療所Ⅰ     50点
 ・個人歯科診療所Ⅱ    100点
 ・介護保険施設      100点
   各施設:50点
   学内カンファレンス:50点
 ・明倫短期大学附属歯科診療所
   歯科診療補助実習:50点
   歯科予防処置実習・歯科保健指導実習:50点
明倫短期大学附属歯科診療所においては、歯科予防処置患者実習単位取得を優先させる。 

以下の場合には場合には補講を行うことがある。
 ・出席日数(実習日の4/5以上の出席)が足りない
 ・ローテーションごとの評価点が60点に満たない
 

試験・課題のフィードバック

・実習ごとに、毎日の実習記録に対して、インストラクター(担当の歯科医師・歯科衛生士)からフィードバックとアドバイスが行われる。


学修成果 (評価の目安)

<可・良レベル>
 指導者の指示やアドバイスにより確実に実習できる
<優レベル>
 指示がなくても確実に実習できる
<秀レベル>
 診療の一歩先を読み、的確な実習ができる


達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
1010
1010
101020
101020
101020
101020
合計404020100


指定教科書

  • 臨床実習の手引き(明倫短期大学) 
  • 歯科介護ハンドブック(医歯薬出版)
  • Dental Hygienist Chair Side Learning (日本歯科大学新潟病院)


参考図書等

  • はじめて学ぶ歯科口腔介護(医歯薬出版)
  • チェアーサイドの手づくり訪問歯科診療ガイドブック(デンタルダイヤモンド社)
  • 訪問歯科診療・訪問歯科衛生指導(医歯薬出版)
  • 最新歯科衛生士教本 高齢者歯科(医歯薬出版) 
  • 最新歯科衛生士教本 障害者歯科(医歯薬出版)
  • 歯科衛生士別冊 歯科衛生士のための有病者歯科医療(クインテッセンス出版)
  • 歯科看護ハンドブック(医学書院)
  • 日本歯科衛生士会監修 歯科衛生士による訪問歯科保健指導ガイドブック(医歯薬出版)
  • 障害者の歯科医療(医学情報社)
  • 歯科医療従事者のためのカラーアトラス 口腔外科疾患(永末書店)


留意事項

  • 実習に臨む心構え、身だしなみをきちんと考え、医療人としてふさわしい立ち居振る舞いを学んでください。
  • 保健・医療・福祉の現場であることを十分に意識し、事故の無いように細心の注意をはらい実習すること。
  • 国家試験には、この実習の内容がそのまま出題されますので、きちんと理解をしましょう。