授業科目概要

リハビリテーションに対する正しい理解と知識を学習し、専門分野において活用できるようにする。このことにより、多職種がリハビリテーションについて共通の価値観を修得し、多面的な支援の提供ができることを目的とする。授業は講義だけではなく、実技も入れながらすすめる。

本講義は、附属歯科診療所、介護保険施設等におけるリハビリテーションの実務経験に基づき行う.(江川)


学習目標(一般目標)

歯科医学・医学に及ぶ広範囲のリハビリテーション分野を深く理解する。


学習目標(到達目標)

1.リハビリテーションの理念、歴史的変遷について説明できる
2.障害の概念や分類について説明できる
3.リハビリテーションの過程について説明できる
4.各専門職と役割、チームアプローチについて説明できる
5.リハビリテーションを支える諸制度について説明できる


成績評価方法

【定期試験】60%
【レポート】40%
 

成績評価基準

【定期試験】取り込む力30%、思考・推論・創造の力30%
【レポート】取り込む力30%、思考・推論・創造の力10%

内容は、授業で指示する。A4レポート3枚以内を提出のこと。書式は問わない。
各項目の合計点を100点として、60点以上(端数を切り捨て)を合格とする。60点未満の場合は、レポートを提出する。


試験・課題のフィードバック

定期試験
・問題と解答が一体化しているため、採点後は学生閲覧が可能とする。
課題(レポート)
・レポート提出の場合、添削後に返却


学修成果 (評価の目安)

◎理想的
①リハビリテーションが個人を対象にしていることがわかる【思考・判断】
②自分が目指す職業との関連性の中で考察できる【思考・判断】
◎標準的
①リハビリテーションとは何かがわかる【知識・理解】
②障害について理解しており、ICFに分類できる【知識・理解】
③各専門職の専門性と協業を区別できる【知識・理解】

達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
301040
301040
1010
1010
合計6040100


指定教科書

資料を配布する


参考図書等

上好昭考、他:リハビリテーション概論、改訂第2版、永井書店、2013


留意事項

・授業を履修するにあたっては、予習・復習の上臨んで下さい。
・配付資料が多くなりますので、ファイリングをして下さい。