授業科目概要
歯周治療の初診・診査・初期治療・再評価・歯周外科治療・メインテナンスに至る一連の流れの中で、特に、歯周治療におけるメインテナンスについて体系的なクリティカルパスについて修得する。
本講義は歯科医院や付属歯科診療所における勤務経験を通して歯周治療に係る歯科衛生士の役割について講義する(天池 計良)
学習目標(一般目標)
歯周病のリスクと歯科保健行動の実際を観察し、歯周治療の体系に基づいた歯科衛生士の果たす役割とその実際を理解する。
学習目標(到達目標)
1.歯周治療における歯科衛生士の果たす役割を理解する。
2.患者の歯周病改善のための保健行動を考え適切に指導できる。
3. 歯科衛生士の関わりにより、歯周病が改善されていくことを知ることができる。
成績評価方法
【成績評価方法】
以下のものによる総合判定とする。
①プレゼンテーション 100%
成績評価基準
①課題
講義内容に沿ったプレゼンテーションが作成されているかを評価する。
プレゼンテーションの構成が適切かを評価する。
②課題提出
課題の提出期限を守らない場合は1日遅れるごとに1点ずつの減点とする。(最大10点減点)
課題の内容が不足の場合は、再提出とする。再提出がない場合は5点減点とする.
試験・課題のフィードバック
プレゼンテーション発表時、個々にフィードバックを行う。
学修成果 (評価の目安)
◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)
①患者の歯周病改善のための保健行動を考え適切に指導できる。
【知識・理解】
②歯周治療における歯科衛生士の役割が大きいことがわかる。
【知識・理解】
◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
①歯周治療における歯科衛生士の果たす役割がわかる。
【知識・理解】
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 20 | 20 | |||
2 | |||||
3 | 30 | 30 | |||
4 | 30 | 30 | |||
5 | 10 | 10 | |||
6 | 10 | 10 | |||
合計 | 100 | 100 |
指定教科書
特になし
参考図書等
・歯科衛生士のための全身疾患ハンドブック 医歯薬出版
・歯科衛生ケアプロセス 医歯薬出版
・歯周治療の指針2015 日本歯周病学会
・よくわかる歯科衛生過程 医歯薬出版
留意事項
・歯周病メインテナンスのスキルアップのために重要な科目であるので、積極
的に講義に参加するように。
・授業形式:座学(ロールプレイング有)