授業科目概要
歯周メインテナンス論をもとに歯周治療における基本的術式を理解し修得させる。
本講義は、歯科医院における歯周治療の実務経験に基づき行う。
(天池 計良)
学習目標(一般目標)
歯周病を理解し歯周治療の一連の流れの中で要求されるスキルを修得する。
学習目標(到達目標)
1.歯周治療に必要な資料を収集できる。
2.収集した資料から、問題点を抽出できる。
3.患者さんのリスクをアセスメントしリスクコントロールプランを立てられる。
4.治療プランを立案できる。
5.歯周治療への適切なコンサルテーションができる。
6.確実なインスツルメンテーションができる。
7.メインテナンスプログラムを実施できる。
成績評価方法
下記により総合評価する。
1.実習・課題への取組み(30%)
2.それぞれの課題の期限内の提出(20%)
3.プレゼンテーション発表(50%)
成績評価基準
①実習・課題への取り組み
各講義・実習で以下の場合はそれぞれ1点ずつの減点とする
・実習前準備をしない
・実習の後片付けをしない
・実習に参加しない
・共同作業に参加しない
②課題提出
それぞれの課題に設けられた期限に提出できたかをみる.期限に遅れた場合
は減点する。(1日1点、最大10点減点)
③プレゼンテーション
・重要なキーワード等を使用し、論理的にまとめられているかを評価する。
・個々に対応した内容でエビデンスに基づいてまとめられているかを評価する。
・質疑応答が適切であるかを評価する。
・プレゼンテーションの仕方(発声・態度など)が適切であるかを評価する。
合計100点満点のうち、60点未満を不合格とする。
不合格の場合は、課題の再提出または再プレゼンテーションを行い審査する。
試験・課題のフィードバック
課題:課題提出後、個々にフィードバックを行う。
プレゼンテーション:プレゼンテーション時に、個々にフィードバックを行う。
学修成果 (評価の目安)
◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)
①収集した資料から、問題点を抽出できる【知識・理解】
②患者さんのリスクをアセスメントしリスクコントロールプランを立て、患
者に説明できる【技能】
③治療プランを立案し患者に説明できる【技能】
④歯周治療への適切なコンサルテーションができ.【技能】
⑤患者にあわせたメインテナンスプログラムを実施できる【技能】
◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
①歯周治療に必要な資料を収集でき.【技能】
②患者さんのリスクをアセスメントしリスクコントロールプランを立てられ
る【知識・理解】
③治療プランを立案できる【知識・理解】
④確実なインスツルメンテーションができる【技能】
⑤メインテナンスプログラムがわかる【知識・理解】
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 15 | 15 | |||
2 | 20 | 20 | |||
3 | 25 | 25 | |||
4 | 5 | 10 | 15 | ||
5 | 25 | 25 | |||
6 | |||||
合計 | 30 | 70 | 100 |
指定教科書
なし
参考図書等
・最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論(医歯薬出版)
・最新歯科衛生士教本 歯周疾患
留意事項
・実習器具の準備(滅菌等)を確実に行うこと