授業科目概要
学科で履修した歯周治療学の内容をベースとして、これまでの復習に加えてさらに掘り下げた内容で、歯周病発症のメカニズム、歯周再生治療、全身疾患との関連について学ぶ。また、より実践的な能力を身につける一助として症例スライドを多用した講義を予定している。
本講義は、歯周病専門医として開業している歯科医院における歯周治療の実務経験に基づいて行う。(村田)
専攻科生体技工専攻と一部共修科目となる。(第1回~第4回)
学習目標(一般目標)
歯周疾患の病因論、治療法、歯周医学について理解し、歯科衛生士として高度な専門的知識を習得する。
学習目標(到達目標)
1.歯周疾患の病因論について理解する。
2.歯周疾患の病態、分類、診査・診断法を理解する。
3.歯周医学の最近の考え方と歯科衛生士の役割を理解する。
4.歯周治療の流れ、各種治療法と選択基準を理解する。
成績評価方法
定期試験(100%)
成績評価基準
定期試験で60点以上を合格とする。60点に満たない場合は再試験を行う。
試験・課題のフィードバック
試験問題、解答用紙の返却は行わないが、模範解答の掲示を行うことでフィードバックを行う。
学修成果 (評価の目安)
1. 歯周疾患の病因論について理解できる。
2. 歯周疾患の病態、分類、診査・診断法を理解できる。
3. 歯周医学の最近の考え方と歯科衛生士の役割を理解できる。
4. 歯周治療の流れ、各種治療法と選択基準を理解できる。
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 5 | |||
2 | 5 | 5 | |||
3 | 50 | 50 | |||
4 | 30 | 30 | |||
5 | 5 | 5 | |||
6 | 5 | 5 | |||
合計 | 100 | 100 |
指定教科書
講義プリントを参照のこと
参考図書等
最新歯科衛生士教本 歯周疾患 (医歯薬出版)
臨床歯周病学 (医歯薬出版)
歯周病の検査・診断・治療計画の指針2015(日本歯周病学会編) ※
※は非売品のため、必要な部分の内容をまとめたものは適宜配布予定。
留意事項
講義は液晶プロジェクターを中心とし、補助的に黒板を使用して行う。
講義スライドの内容をまとめたプリントを毎回講義前に配布する。
疑問点等があれば講義中、終了後を問わず積極的に質問してほしい。
スマートフォン等による黒板、スライド等の撮影は教員が許可した場合のみ行うこと。
【昨年までの授業評価アンケート結果から】
講義スライドすべてがプリントとして配布されていない、とのコメントがありましたが、プリントに載っていない内容はノートを取るなどしてください。全てのスライドをプリントにしている訳ではありません。