授業科目概要

研究テーマを決定して、テーマに基づき研究を経て論文を作成し、学位授与機構へ学修レポートを提出し、試験を受けて合格し「口腔保健学士」の学位取得を目指す。

本講義は、科学研究の手法および論文の書き方、研究計画立案、論文のまとめ方について、研究論文作成の実務経験に基づいて行う。(宮﨑・江川・計良)


学習目標(一般目標)

科学研究の手法および論文の書き方を学び、研究計画を立て、それに基づき研究を行って論文にまとめられる。


学習目標(到達目標)

下記の研究領域をベースに研究テーマを決定して研究し、論文(学修レポート)を作成する。
 1.医療行動科学を応用した患者とのコミュニケーションとインフォームド
   コンセントに関する研究
 2.色彩に関する研究
    歯科衛生士に適したカラーコーディネート
 3.保健指導に関する研究
    プリシード・プロシードモデルに基づく地域包括的ヘルスプロモーシ
    ョン(対象:小・中・高校、介護保険施設設等)
   小児期から行う予防歯科(おやつの摂取法や含嗽、歯磨きの要点)、
 4.歯科医療と目の健康に関する研究
 5.福祉・介護、歯科介護、摂食嚥下リハビリテーション、
   介護食・食事形態等に関する研究
 6.食品とプラークの関係、食生活に関する研究
 7.各ライフステージにおける歯科衛生介入、口腔清掃等に関する研究


成績評価方法

以下により総合評価する。
1.学修レポート 80%
2.学習態度 20%
  研究意欲、積極性、努力度等について100点満点で評価する。

60点以上を合格とする。
不合格の場合はレポートの再提出とする。


成績評価基準

1.学修レポート  80%の内、以下の内容で評価する。
   レポート内容  60%   期限内提出   20%
2.学習態度 20%
  研究意欲、積極性、努力度について評価する。


試験・課題のフィードバック

学修レポートを添削し、返却して、学位授与機構へ提出できるようにする。


学修成果 (評価の目安)

◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)
 ①「口腔保健学士」の学位を取得する。【知識・理解】

◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
 ①学位授与機構へ学修レポートを提出する。【知識・理解】
 ②学位授与機構の試験に合格する。【知識・理解】
 ③単位を取得する。【知識・理解】
 

達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
2020
8080
合計8020100

指定教科書

歯科衛生研究の進め方論文の書き方 第3版


参考図書等

わかりやすい歯科衛生士学生のための卒業研究ガイドブック(ドラッグマガジン)


留意事項

口腔保健学士の学位取得を目標とする。