授業科目概要

「老いる」ことは、誰にも避けることはできず、介護する側となるだけではなく、やがては介護される側にもなる。誰もが必要になる介護に対しての基本的な考え方と技術を学ぶ。特に、施設での歯科介護、障害者歯科治療、歯科訪問診療、歯科訪問衛生指導、居宅療養管理指導を行うにあたり必要となる身体介護技術やリクレーションの技術を修得する。
本講義・実習は、訪問介護員指導者の資格を活かし、実務経験に基づき行う.(江川)

学習目標(一般目標)

患者および障害者、要介護者の身体介護ができる。

学習目標(到達目標)

1.介護(実習)の心構えを修得する。
2.共感的理解と基本的態度の形成が理解できる。
3.寝具の整え方、ベッドメーキングの方法がわかり、実技ができる。
4.寝床上での体位・姿勢交換、褥瘡への対応、シーツ交換の方法がわかり、実技ができる。
5.高齢者、障害者と栄養・食生活のあり方をを学ぶ。
6.入浴介助、衣服の着脱、寝巻きの交換ができる。
7.身体の清潔(全身清拭、部分浴)、整容動作の介助ができる。
8.家具・車椅子等への移乗の介助、車椅子での移乗の介助ができる。
9.排泄のケア、失禁への対応を学ぶ。
10.肢体不自由者、視覚障害者の歩行や食事等の介助ができる。

成績評価方法

以下のものにより総合評価する。
1.定期試験(90%)
 江川20点、計良40点、渡邉40点
2.課題レポート(10%)

成績評価基準

1.定期試験
  選択問題と筆記問題とする
  筆記問題は、重要なキーワードの数・使用方法・読みやすさを評価する
2.課題レポート
  重要なキーワードを使い、論理的に簡潔にまとめているかをみる。
  提出日より1日遅れるごとに1点ずつ減点する。(最大10点減点)
総合評価により60点に満たない場合は、再試験を行う。

試験・課題のフィードバック

筆記試験
 問題用紙は回収しない
 答案用紙は採点後返却する
 解答は教室に掲示する
課題レポート添削後、返却する

学修成果 (評価の目安)

◎理想的な到達レベル
 ① 要介護者に対する、共感的理解が想像できる
 ② 介護の基本的態度が、適切に判断できる
 ③ 身体介護の技術ができる
◎標準的な到達レベル
 ① 試験で介護の基本的態度が判断できる

達成度の評価

ディプロマポリシー定期試験レポート課題受講態度合計
55515
5050
30535
合計85105100

指定教科書

デジタル教材、配布資料

参考図書等

・はじめて学ぶ歯科衛生士のための歯科介護第3版(医歯薬出版)
・ホームヘルパー養成研修テキスト・介護支援専門員基本テキスト(長寿社会開発センター)
・歯科看護ハンドブック(医学書院)
・介護のしかた(成美堂出版)

留意事項

身体介護を行うにあたり、障害者、要介護者が健在であった頃に思いをめぐらし、介護がより人間的な行為であることを認識する。