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授業科目概要
健康で文化的生活を営むための社会的支援について学び、我が国の保健・医療・福祉の動向や諸外国の社会保障制度、高齢社会における福祉について概要を学ぶ。
本講義は、附属歯科診療所における保健・医療の実務経験と、本学附属施設の居宅介護支援センターでのケアマネ業務の実務経験に基づき行う。(江川)
学習目標(一般目標)
新しい世紀を迎え少子高齢化は更に一層進み、医療需要が増大し、多様化してきていることを踏まえて歯科衛生士業務に必要な衛生行政の仕組や医療、保健、さらに福祉関係の法規について精通し、また、社会福祉や社会保険制度における医療保障の諸施策について理解する。
学習目標(到達目標)
1.衛生行政の目的を理解する。
2.医療関係職種についての概要が説明できる。
3.その他(薬事法、地域保健法、衛生法規)の関係法規について概要が説明できる。
4.社会保障・社会保険・社会福祉制度のあり方について説明できる。
5.歯科衛生士と法律の目的、内容について説明できる。
成績評価方法
1.定期試験 100点
成績評価基準
1.定期試験
国家試験に準じた選択問題(80%)と一部は筆記試験問題(20%)からなる。
筆記試験問題は、重要なキーワードの数・使用方法・読みやすさ・独自の
考え方のポイントを表現されているかを考慮したうえで評価する。
以下により総合的に評価し、60点に満たない場合は再試験を行う。
試験・課題のフィードバック
1)定期試験
①試験問題は回収しない
②必要に応じて、再試のための補講を行う
③不合格者は、必ず、補講に出席すること
④模範解答を提示する
学修成果 (評価の目安)
◎理想的な達成レベル(秀・優レベル)
1.歯科衛生士法の目的、定義がわかる。
2.衛生関係法を判断し、それぞれの法規についてわかる。
3.社会保険について、業務に従事した際にそれぞれの制度を判断し対応ができる。
4.社会福祉の担い手として、多職種との連携が図ることができる。
◎標準的な達成レベル(良・可レベル)
1.歯科衛生士法の免許、申請、書き換えについてわかる。
2.歯科衛生士の業務がわかる。
3.多職種の法規がわかる。
4.社会福祉六法がかわる。
5.介護保険制度の法規がわかる。
達成度の評価
ディプロマポリシー | 定期試験 | レポート | 課題 | 受講態度 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 30 | 30 | |||
2 | |||||
3 | 50 | 50 | |||
4 | |||||
5 | 20 | 20 | |||
6 | |||||
合計 | 100 | 100 |
指定教科書
歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み2
保健・医療・福祉の制度
参考図書等
他の基礎系科目教科書を参照し、わからない部分は図書館等で調べること。
留意事項
・国家試験科目
・講義形式:パソコン、ビデオ等も使用する。